照明デザイナーの視点から光の景観とその表情、見所をレポート。ライトアップやイルミネーションを中心に、その光を当てる対象となる庭園や建築、ランドスケープ空間も巡ります。


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住吉神社 / 住之江の庭

兵庫県篠山市にある住吉神社。

ここにも重森三玲氏の作庭した庭がある。



もと神宮寺の書院の表と裏に作庭され、表庭は七五三的な配石と植栽、裏庭に「住之江の庭」と呼ばれる枯山水の庭が広がっている。



事前に調べた感じでは特に期間限定の公開でもないようだったので気軽に行ってみたのだが、実はかなりの限定公開。とは言え、一応表庭は普通に見学でき、裏庭も塀越しには見れる環境となっている。ただ、全く手入れ(管理)はされておらず、草が生え、白砂もその清らかさを失っているのが現状だ。



f0322812_23261714.jpg


三玲らしい石組(表庭)・・・枝で石組が隠れてしまっているのが残念



f0322812_2326174.jpg


住之江の庭(裏庭)



f0322812_23261742.jpg




住んでいる方に話を聞いたところ、毎年7月の最終土曜・日曜日に行われる例祭「水無月祭」の時にのみ、その前日に庭をキレイに手入れするとのこと。塀の両端にライトも付けられていたので、一応、光も点るようだ。



神社や寺院の庭は永遠に清浄でなければならないという思いから、三玲氏はこの地に一草一木も無い枯山水の庭(住之江の庭)を作ったとのことだが、時が経ち、管理されることもなく放置されている庭はどこか寂しいものがある。

この住吉神社には神主さんが常時はいらっしゃらないようだったので、管理されずこのような状況になってしまうのも頷けるのだが、やはり残念にも思う。



同じ兵庫県にある篠山市の近く、丹波市の石像寺にも重森三玲氏の作庭した庭があるのだが、こちらはご住職によりきちんと管理されているようで、作庭時の姿を保っている。



f0322812_23261729.jpg


石像寺「四神相応の庭」



やはり枯山水の庭では、砂紋が描かれていないと地も締まらないものとなってしまう。

本に掲載されている写真のような生きた庭の表情を、7月に訪れる機会があれば、ちゃんと見てみたいものだ。





住吉神社 / 住之江の庭

兵庫県篠山市川原270

※毎年7月の最終土曜・日曜日に行われる例祭「水無月祭」の時にのみ本当の意味での拝観可。






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by homura_lsd | 2008-05-09 21:21 | 庭園