照明デザイナーの視点から光の景観とその表情、見所をレポート。ライトアップやイルミネーションを中心に、その光を当てる対象となる庭園や建築、ランドスケープ空間も巡ります。


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カテゴリ:庭園( 30 )

石組塾

高崎氏の私塾「石組塾」にて、8月5日に石組のライトアップなどの庭園ライティングについて少しお話します。


 


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お申込み詳細は下記をご参照下さい。


 


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by homura_lsd | 2012-07-30 17:55 | 庭園

仙巌園

先週末の鹿児島での現調の折に立ち寄った仙巌園

昨年の屋久島旅行の際にも鹿児島には立ち寄っていたのだが、時間の都合で仙巌園には寄れなかったので、ようやくといった感じ。


 


訪れた日はあいにくの天気で、雄大な姿の桜島ははっきりとは見えなかったが、それでもうっすらと姿を見せている桜島を借景にした庭は、想像以上のスケール感を持った庭だった。


 


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敷地も広く見所もたくさんあるのだが、個人的に印象に強く残ったのは、「石」の使われ方。


 


「磯庭園」と名が付いていたり、海、そして桜島がすぐ近くにあることからも、豊富な石が比較的簡単に入手できたであろうことは容易に想像がつく。


そうした石と松(樹木)、芝との構成は、他の庭園であまり見られないような組まれ方で、かなりインパクトの強い景となっていた。


 


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訪れた日は雨が降っていたため、雨ならではの景も見れることができた。


本来は枯れ滝だと思われるが、雨により滝口から水が落ち、園路に自然な流れができていた。


 


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庭をまわりながら、こうした小さな発見ができると、また面白いというものだ。


 


 


 


 


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by homura_lsd | 2010-09-29 16:16 | 庭園

茶席

今日はJLF(日本ランドスケープフォーラム)の総会&茶席と茶話会。


場所は昭和記念公園内の日本庭園にある「歓楓亭」。


 


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ある程度の略式ではあったけど、待合で待ち、にじり口から入り、お茶を頂き、またにじり口から出る。

 


そうした一連の流れを始めて体験することができた。


 


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今日は天気も良く、茶室でお茶を頂いている最中にも(雲間で)変化する障子越しの光の移ろいは、とても心地よいものだった。

 


 


 


 


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by homura_lsd | 2010-09-26 01:05 | 庭園

旧島崎家別邸(旧鋳物問屋鍋平別邸)庭園

先週末はふたつのセミナーに参加。

ひとつは地元、川口市立文化財センターで行われた、平成21年度「川口市文化財調査報告会」

もうひとつは草月会館で行われた、イサム・ノグチ庭園美術館 開館10周年記念シンポジウム「イサム・ノグチが遺したもの、未来への贈り物」。


 


川口市文化財調査報告会の方は、文化財調査報告を聞くというよりも、その後の鈴木誠氏(東京農業大学教授)の講演、そして旧鋳物問屋鍋平別邸庭園の見学会が目的で参加した。


報告会開始前には、同センターで開催中の企画展「川口の農業を考える-安行の植木」も見学。


 


現在住んでいるこの安行の地は、かなり気にいっている。

まちが雑然とはしておらず、緑も多く、土地の起伏も多い。植木屋が多いので緑が多いのは当然なのだが、やはり日常に色濃い緑があるのは心地の良いもの。窓からは四季の変化や空の変化も楽しめる。

そんなこの土地の空気が好きになっている。


 


見学会の旧島崎家別邸(旧鋳物問屋鍋平別邸)は、現在は川口市母子福祉センターとして運営されている。


 


旧島崎家別邸には主屋と離れ、蔵、庭園があり、その庭園は、主屋と離れの南側に広がる主庭、離れ東側の南北に長く東西に狭い空間を垂直利用した滝主体の側庭、主屋北側の前庭の3つからなる。


 


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主庭


 


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主庭


 


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前庭


 


現在では水は流れていないが、特に側庭の滝が印象的で、夏の暑い時期に座敷で感じるこの滝の水音は、心地良い「涼」を感じるものだと想像できる。


 


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垂直利用した滝主体の側庭


 


川口というまちに、昭和時代戦前期までの東京下町地区を中心として流行した庭園の特徴を色濃く残した、こうした庭園があることは知らなかった。




気に入って住んでいるこの土地の様々な記憶、もっと色々と知っていきたいと思う。


 




翌日の草月会館でのシンポジウムは、出演者の顔ぶれがすごかった。


 


第一部は、川村純一氏をコーディネーターに、パネラーが磯崎新氏、篠山紀信氏、ドウス昌代氏、堂本尚郎氏、広井力氏、安田侃氏。

第二部は、新見隆氏をコーディネーターに、パネラーはジョージ・コーチ氏、佐藤卓氏、高橋幸次氏、谷口吉生氏、深澤直人氏、宮本亜門氏。

第三部には酒井忠康氏、最後には和泉正敏氏が挨拶された。


 


各々の観点で語られるイサム・ノグチの芸術性や精神を、短い時間ながらも感じることができた。


 


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また、ホールには様々なあかりも展示されていた。


 


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充実した週末となったが、どうも今の仕事の状況だと、この週末の連休は帰阪できそうにもない様子。


今年の京都の紅葉&ライトアップも見ておきたかった。。。


 


 


 


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by homura_lsd | 2009-11-16 18:39 | 庭園

潮入の庭

週末はJLFのイベント「水系からランドスケープを読み解く会 隅田川沿いの庭」に参加。


 


今回は潮入の庭園を中心に、横網町公園、旧安田庭園、隅田公園、東京スカイツリー建設地、清澄庭園、中の島公園と見てまわり、最後は東京水辺ラインに乗船。川側からの景色も楽しんだ。


 


毎回参加しているのが近い世代の方々ばかりなので、色々と話しやすい会でもある。


 


まずは初めて訪れた旧安田庭園。

元々は隅田川の水系を利用していたため、自然の潮位の変化と同期して池の水位も変化していたが、現在は地下に巨大な水槽をつくり、水の浄化と人工による干満を行っている。


 


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旧安田庭園


 


ちょうど訪れた時間は潮位が上がっていたので、飛石は水の下。

景色にこうした変化があると、また違う表情(潮位の下がっている時の庭)を見に来たくもなる。


 


園内は無料で開放されていることもあり、犬の散歩をするひとやスケッチを楽しむひと、のんびりと庭を眺めているひとと様々。開放的でなかなか気持ちのよい庭でした。


 


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隅田公園


 


隅田公園は場所柄か、とても居心地の良い空間とは言えず、雑多でまた行きたいと思うような公園ではなかった。


 


移動中、東京スカイツリー建設地も通りかかる。


 


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東京スカイツリー建設地


 


少しずつ形が出来てきていたが、現場に立ってその高さを想像してみると、簡単にイメージできるような高さではなかった。


 


この東京スカイツリーのライトアップの基本構想を手掛けているのはシリウス ライティング オフィスの戸恒氏。


これまでにないライトアップになるそうなので、完成が楽しみだ。


 


清澄庭園は以前ライトアップされている時に訪れたことはあったのだが、昼間は初めて。


 


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清澄庭園


 


キレイに管理され、庭に使われている材料も素晴らしいものばかりなのだが、個人的な感想としては、どこか落ち着かない庭のようにも感じる。


 


ここ清澄庭園には全国の奇石珍石が置かれていることでも有名だが、基本的に大ぶりな石が使われている。

もちろんそうした石は中島にも使われており、その護岸の石に荒々しさを感じてしまうので、どこか安らげないのかもしれない。


 


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清澄庭園・中島


 


ただ、以前に訪れたライトアップの時にはそのような印象は受けていない。


 


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清澄庭園ライトアップ・出島(2007)


 


この時のライトアップでは、どちらかと言えば樹木に光を当てていたために、視線が石には向かず、それほど気にならなかったのかもしれない。




やはり光の使い方次第で庭の印象も大きく変わるものなのだと実感する。


 


今回訪れた中で意外と面白かったのが中の島公園。

ここは隅田川唯一の水上公園で、ここも潮入の公園となっている。


 


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中の島公園


 


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ちょうど訪れた時間は水が入り始めた頃だった。


 


面白いのはこの公園の奥の橋の下。


 


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公共空間でありながらこのデザイン。そしてここも潮位によって表情が変わるつくりになっている。

橋の下で暗いということはあるが、なかなか遊び心をくすぐる空間だ。


 


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東京水辺ライン


 


今回は潮入の庭園という括りだったが、こうした水景の表情の変化を楽しめるのは江戸ならではで、京都の庭にはないもの。

その土地にあった景色をつくることの良さを感じることのできる、良い機会となった。


 


 


 


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by homura_lsd | 2009-05-12 23:55 | 庭園

識名園

琉球庭園のひとつ、識名園。

琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や中国皇帝からの使者(冊封使)をもてなす迎賓館として使われていたが、沖縄戦で壊滅的な打撃を受け、その後、20年という月日と約8億円をかけて復元された。


 


園内を進み、まず最初に目に入るのは池泉。


そして整形した石を組んだ琉球石灰岩の「あいかた積み」の石積みが見えてくる。


 


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あいかた積み


 


今帰仁グスクの石積みともまた違った、きっちりと整形された石積みだ。


 


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今帰仁グスクの野面積


 


池泉廻遊式の庭園で、池泉を中心に、御殿(うどぅん)、六角堂、琉球石灰岩の石橋などが配されている。


 


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御殿


 


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御殿と琉球松


 


識名園の屋瓦(沖縄の赤瓦)については、柳宗悦が『琉球の富』のなかで、

「鼠色の冷たい吾々の瓦に比べて、それは暖かく美しい赤瓦なのです。その赤がまた非常に落ち着いた色合なのです。しかもその赤の間を太々と豊かに白の漆喰を盛り上げるのです。」

と述べている。


 


確かにこの色合いの屋根は、沖縄を思い起こさせる。

沖縄という風土もあるのかもしれないが、その色味が沖縄らしさ、温かさを感じさせるようにも思う。


 


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六角堂


 


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琉球石灰岩の石橋


 


アーチ状の石橋と言えば、広島にある縮景園の虹跨橋を思い出した。


 


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縮景園の虹跨橋


 


訪れた時期は桜の時期で、ちょうどメジロも花の蜜を味わっていた。


 


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ひと足早い春の訪れを感じる風景だった。


 


 


 


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by homura_lsd | 2009-02-24 20:40 | 庭園

足立美術館

島根県安来市にある足立美術館。


 


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米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで6年連続で庭園日本一に選出されていることでも有名だ。


 


地元出身の実業家・足立全康氏が昭和45年に開館し、横山大観をはじめとする近代日本画と日本庭園の美術館として知られている。




「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、それを維持・実現するための日々の手入れや清掃は、全康氏から庭師や美術館スタッフへと受け継がれている。


 


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とかく絵画のように美しい庭園で、その手入れの素晴らしさとともに、借景としての遠景の使われ方も素晴らしい。


 


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特に開館8周年を記念して開瀑された「亀鶴の滝」は、高さ15mの人工の滝で、全康氏がいつものように庭を見まわしている時に、山肌に滝の落下するシーンが浮かんだことから作られたという。その庭に対する想いとそれを実現できる力には驚かされる。

 


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中央山肌に見えるのが「亀鶴の滝」


 


ちなみに滝周辺の景観に絡む電柱は、景観の邪魔になるということで、地元中国電力の特別な計らいで地中に埋めてもらったそうだ。これもなんだかすごい話である。


 


開館時の庭園は中根金作氏による作庭で、築山林泉式庭園と枯山水式庭園から成り立っていたそうだが、全康氏の手によりその姿は色々と変わっているようだ。


 


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池庭


 


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白砂青松庭


 


また、館内の窓がそのまま額縁になるような建築と庭園の一体化も考えられている。


 


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床の間の壁をくりぬいた生の掛軸


 


訪れる際には、足立全康氏の自叙伝『庭園日本一 足立美術館をつくった男』を読んで、氏の生い立ち、庭の生い立ちを知ってから収蔵品や庭に触れると、より深いものになると思う。


 


今回は初秋という季節だったが、いつかまた違う時期に訪れ、違った庭の表情を見てみたいと感じるような、素晴らしい庭園だ。


 


 


 


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by homura_lsd | 2008-11-17 20:06 | 庭園

縮景園

広島市内にある上田宗箇作庭の縮景園。

大火や原爆投下により度々消失しているが、その度に復元され、現在の姿となっている。


 


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近代まで「御泉水(おせんすい)」と呼ばれたように、縮景園は庭の大部分を池が占める廻遊式の大池泉で、すぐ横を流れる京橋川から導水されている。


 


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庭の裏手を流れる京橋川


 


濯纓池の真ん中に架かる虹跨橋は、原爆の爆風にも耐えたほど強固として知られている。


 


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虹跨橋(ここうきょう)


 


この虹跨橋には、一見するとなかなか急勾配の階段が設けられている。

普通であればあまりに急で危ないために「立入禁止」となっていそうだが、ここではこの虹跨橋の頂上部にも上ることができる。


恐る恐る上ってみると、視界が開け、庭が一望できる爽快な眺めが広がっていた。


 


また、訪れた日には何組もの新郎新婦が庭を背景に写真撮影を行っていた。

こういう庭で思い出に残る写真を撮るというのも、日本人としてなかなか良いものだと思う。


 


 


 


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by homura_lsd | 2008-10-31 01:10 | 庭園

松濤園 / 池上本門寺

昨日、打ち合わせで都内まで出たついでに、ちょうど9/1~9/7まで年に1度の一般公開(無料)をしているという情報を聞いていた「松濤園」まで足を延ばしてみた。


 


松濤園は、本門寺の旧本坊の奥庭として小堀遠州により作られた庭。

現在は朗峰会館の庭園で、通常は非公開となっている。


 


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豊富な湧水による池泉が中央に配され、洲浜や鶴島、亀島、魚見岩、太鼓橋。


そして奥には松濤の滝があり、その渓谷には沢渡り、滝見橋などもあり、渓流へと続いている。




現在はこの滝から水は流れていないが、昔は水が流れていたのか、昔から枯滝であったのかはよくわからなかった。

流れの先の池泉との境を見ると、きっちりと境界を分けるように作られた印象は受けない(ムリに池からの水を堰き止めている)。


 


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流れ


 


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流れと池泉との境


 


しかし、滝口や流れの石からは、枯滝のようにも感じられる。


 


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松濤の滝(滝口)


 


ちょっと調べてみたりもしたが、情報が少なく、わからなかった。


 


今回は年に1度の一般公開ということで多くのひとが訪れていたが、人の少ない時にゆっくりと散策してみるのも、またいいかもしれない。


 


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散策に気持ちのいい園路


 


と言うのも、実はこの一般公開の日以外にも見学する方法はあって、池上本門寺発行のパンフレット「池上本門寺だより」を手に入れ、その裏面に掲載されている散策クイズに答えると、松濤園の見学券をもらうことができる。


この見学券があれば、ゆっくりと人のいない庭を散策することも可能となる。


 


また、毎月第一金曜の夜には朗峰会館で「Friday Garden Concert」も行われており、コンサート時には庭園もライトアップされているそうだ。


 


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ライトアップ器材


 


一度、このコンサート時にもライトアップを見に訪れてみたいものだ。


 


 


 


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by homura_lsd | 2008-09-06 14:53 | 庭園

毛越寺 / 平泉

世界遺産登録が延期となった平泉。

暫定リストには「平泉-浄土思想を基調とする文化的景観」として登録されている。



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慈覚大師円仁が開山し、藤原氏2代基衡が再興、子の3代秀衡は壮大な伽藍を建立した。

寺の中核をなす庭園は舟遊式池泉庭園。

平安時代の貴族の館である寝殿造りと、浄土信仰に基づいた浄土式庭園である。



壮大な伽藍の大半が焼失し長年再建されなかったが、昭和に入り発掘調査が行われ、庭園は往時の姿に復元されている。



庭園は復元されているが、伽藍は復元されていないため、訪れた人が目にするのは毛越寺庭園という方が適切かもしれない。

復元イメージのCG画像等を目にしたことがあって、庭園を歩きながら、その伽藍が建っている荘厳な姿を想像したり、浄土式庭園という庭の特色を味わえなければ、ただ池の周囲を歩くのみとなってしまう。



庭に入ってすぐに目にすることのできる南大門側から中島に架かる反橋と平橋。

その先に建っていたであろう壮大な伽藍を想像する。



その周囲に広がる池泉。

そこには、なだらかな曲線を描く州浜と荒々しさを感じさせる出島、立石による対照的な景。曲水の宴が催された遣水。築山の石組。と庭を構成する要素も見えてくる。



そうなると、ゆっくり座って眺めているのも心地よく、あれこれとライトアップした姿を想像し始める。



光を使って伽藍や橋を再現するにはどうするか?立石の力強さを見せるにはどういう光がいいか?浄土式庭園を感じさせる光はどのような光で構成すべきか?等々、庭を眺めながら想像していくと、自然と時間も過ぎていく。



「その庭の本質を光で表現すること」



これを実現すべく日々模索しているが、道のりも遠く、なかなか難しいものである。



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なだらかな池の汀



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州浜



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出島と立石



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遣水



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築山の石組





 


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by homura_lsd | 2008-08-29 18:11 | 庭園