照明デザイナーの視点から光の景観とその表情、見所をレポート。ライトアップやイルミネーションを中心に、その光を当てる対象となる庭園や建築、ランドスケープ空間も巡ります。
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養老天命反転地
岐阜県養老町の養老公園内にある養老天命反転地。
以前から体験してみたい空間のひとつだったが、場所が遠いだけに、なかなか訪れることができずにいた場所だ。
今回は車移動で、埼玉→徳島の途中に立ち寄ることができそうだったので、一緒に行く友人にも相談して決定!
平日昼間に訪れたこともあってか、他に人もいなくて貸切状態でした。
ここは荒川修作とマドリン・キンズのプロジェクトを実現させたもので、その中に入って作品を体験する芸術作品。
すり鉢状の起伏に富んだ地面で構成された、感覚の不安定さ、危うさを身体全体で楽しむことを目的とした施設で、人間が本来持っている遠近感や平衡感覚を狂わせ、新しい身体感覚を得られるように設計されている。

実際にこの場所に立ってみないと、その感覚の違和感はわからない(伝わらない)が、写真のように地面全体が傾斜している。


このすり鉢状のフィールドの高低差は最高で25m。その高低差による傾斜も、ただ一方に向かって地面が傾斜しているだけであれば感覚的にも違和感はないのだが、すり鉢状に全体が傾斜していると、やはり感覚に違和感が生じる。
なかなか他では体験できない感覚の体験となった。
監視員の方の話では、現在では樹木が茂りすぎているそうだ。

確かにパンフレットに使われている開園当初の写真は、妙に空間がスッキリしている(公式サイトの写真もややスッキリな感じ)。空間がスッキリしてる分、地面がよく見え、その起伏の状態が伝わりやすい印象も受ける。
ただ、この辺りは管理費もかかってくるので、なかなか難しいところなんだと思う。
今回は初めてだったので十分に楽しめたが、二回目は正直なさそうな場所かもしれない。。。
養老天命反転地
http://www.yoro-park.com/j/rev/
by homura_lsd
| 2008-07-08 20:30
| ランドスケープ