照明デザイナーの視点から光の景観とその表情、見所をレポート。ライトアップやイルミネーションを中心に、その光を当てる対象となる庭園や建築、ランドスケープ空間も巡ります。


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偕楽園

金沢の「兼六園」、岡山の「後楽園」とともに「日本三名園」のひとつに数えられている水戸の「偕楽園」。



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兼六園



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後楽園



偕楽園は、1842年(天保13年)7月、水戸藩第九代藩主徳川斉昭により造園された。

偕楽園という名は、斉昭が『孟子』の「古の賢君は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」から命名したもので、領民と偕(とも)に楽しむ場にしたいという思いが込められている。



その名の精神により当初から毎月「三」と「八」が付く日には領民にも開放されていたそうで、現在では、日本三名園では唯一、入園無料の庭園となっている。(ただし好文亭は有料)

これだけ手入れの行き届いた庭園が無料とは驚きだ。



確か兼六園も一時、無料で市民に開放していた時期があったが、手入れにかかる管理費や石燈籠等のような財の保全のこともあり、現在は有料で開園時間も限られている。



管理(手入れ)する必要のない公園であれば入園料も不要だと思うが、やはりしっかりと手入れされた庭園を見せるということを考えると、多少の入園料は必要だと感じる。

それは夜間のライトアップも同様で、規模の大小はあるけれども、ライトアップをするためにも当然費用は発生するものなので、どこからかその費用は捻出されることとなる。タダでできるライトアップというものはなく、公共の場所でれば、それは当然税金から出ているのである。事業者が企画するものであれば、事業費や企業からの協賛で行われる。

そうした費用的な面を考えると、ライトアップ時の収益性という要素も、どこか頭の片隅に入れておきたいものだ。



偕楽園の庭園は、園地の約1/3を占める梅林(およそ3000本)と、竹林や杉林の園路の続く「陰」の庭、そして好文亭周辺の躑躅や草木のある「陽」の芝生広場で構成されている。



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梅林



ここ偕楽園の梅は、かつては攘夷の戦に備えての食料として植えられたもの。

現在でもこの梅は収穫され、梅干し等に加工されてお土産としても販売されていた。



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矢来垣に囲まれた孟宗竹林



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ひんやりとした空気に包まれた杉林



暑い時期ではあったが、心地よい空気に包まれた園路で、歩いていて気持ちの良い場所だった。



そしてその途中には吐玉泉がある。



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吐玉泉



この地は昔から清水が湧出していたため、創建にあたり、常陸太田市の真弓山から掘り出した大理石の一種、寒水石を彫穿し、この場所に吐玉泉をつくったそうだ。



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飲用も可能で、冷たくのどを潤してくれた。



好文亭(楽寿楼)からは芝生広場、その先に千波湖が見渡せる。



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明るい芝生の広がる場所もあるが、

個人的にはやはり風景の変化を感じられるような木々に囲まれた、起伏のある園路を散策するのが気持ちいい。






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by homura_lsd | 2008-08-07 23:58 | 庭園