照明デザイナーの視点から光の景観とその表情、見所をレポート。ライトアップやイルミネーションを中心に、その光を当てる対象となる庭園や建築、ランドスケープ空間も巡ります。


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石清水灯燎華と重森三玲「社務所の庭」

昨年、毎年連休中に開催されていることを知った石清水八幡宮のライトアップ「石清水灯燎華」。

平成11年から開催され、今年で11回目にもなるのだが、ご縁がなければ知らないものだ。

たった2日間の限定で、境内が約5500本のキャンドルや灯籠などの灯りで照らされる。


 


本殿から離れた場所の参道には、ゆらぎ機能付きのLEDが足元灯として並べられていた。


 


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LED足元灯


 


チカチカとした人工的なゆらぎは、やはりあまり心地よい感じがしない。


 


エジソン記念碑に近い広場には、キャンドルで「石清水」の文字と石清水八幡宮の神の使いである2羽のハトが表現されていた。

 


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キャンドル


 


管理の手間も必要だが、自然の焔はLEDの光と比べるまでもなく心地よい。


 


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本殿までの参道は竹灯り


 


本殿は投光器によりライトアップもされていたが、良かったのは献灯として灯された無数の灯りによって照らしだされていた本殿の壁面。


 


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本殿


 


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献灯として灯された灯り


 


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ひとつひとつは小さな灯りだが、数があることで壁面や軒を照らすのにも十分な明かりとなっていた。

キレイな光だ。


 


そして恐らくこの2日間のみ公開されている重森三玲作庭の「社務所の庭」。

以前、見ることはできないものかと尋ねたこともあったが、社務所ということもあり立ち入ることはできなかった。


 


この庭は海神でもある八幡宮の祭神に因み、白砂と石組で海島的に表現されている。


 


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社務所の庭


 


社務所という性質が考慮された石組で、落ち着いた柔らかな印象の庭となっていた。


 


イベントとしてはお茶席としての利用だったためか、庭の方はライトアップされているわけでもなく、薄暗い空間となっていたのが残念だった。


 


そのためか、庭よりも正面に活けられた花の台座として使われていた石灯籠の礎石(石灯籠基礎部分の石)の使われ方に感動。


 


f0322812_23264891.jpg


 


このセンスは素晴らしいと思う。

たくさんの石灯籠を持つ石清水八幡宮だからこそ、こういう使い方もできるのかもしれない。


 


この石清水灯燎華は、陰影のある上質なライトアップイベントのひとつだと思う。


 


 


 


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by homura_lsd | 2009-05-14 12:42 | ライトアップ